春は進学、就職など、人生の節目となる季節で、環境が大きく変化する方も多いのではないでしょうか。
実は、転勤などで沖縄を離れたり、子どもの成長にあわせたりと、様々な理由で車の買い替えや処分を検討する人も、もっとも春が多いと言われています。
今回は、車を手放すことを検討している方に、事前に知っていて欲しい情報をご紹介します。
どんな理由で手放すの?
移動手段として車が主流の沖縄では、ライフスタイルの変化に伴って車との付き合いかたも変化します。
例えば、
・通勤距離が遠くなったので、軽自動車から乗用車に買い替えたい
・子どもが大きくなり家族で外出する機会も減ったのでコンパクトカーに買い替えたい
・転勤で県外に引っ越すために車を処分したい
他府県と陸でつながっていない沖縄では、車を輸送するにも費用と時間がかかってしまい、県外への就職、転勤に伴って泣く泣く愛車を手放すことも珍しくありません。
また、子育てがひと段落したタイミングで、昔から憧れていた名車を購入するというカーライフスタイルに憧れる方も多いでしょう。
保有台数を増やすという選択肢ももちろんありますが、駐車場の問題や維持費を考慮し、今の車を処分し、買い替えるというパターンが一般的といえます。
車を処分する主な方法とは
今の車を手放すことなった場合、どのような処分方法があるのか気になりますよね。
ここでは3つの処分方法をご紹介します。
中古車として買い取ってもらう
中古車として、買取業者などに査定を依頼し買い取ってもらう方法です。
年式や走行距離など、様々な条件によって査定金額が算出されますが、金額は買取業者によって異なるため、3~4社に査定依頼を行った上で売却を判断することが一般的です。
下取りよりは高値で取引できることから、買い替えを検討している方にとって、一番ニーズのある処分方法と言えるでしょう。
今では、専門の買取業者を使わずオークションアプリなどを活用して個人で売買をするケースも増えていますが、書類作成、名義変更などの面倒な手続きも個人間で行わないといけないため、様々なリスクがともないます。
特に、親族や知人など親しい間柄では、後々支払が滞ってしまうなどの金銭トラブルもよく耳にするので注意が必要です。
新しい車を購入時に下取りに出す
「下取り」という言葉は、家電の購入時によく耳にする機会も多いのではないでしょうか。
車の下取りは、ディーラーで新車を購入する際に、今までの車を買い取ってもらい、その分を新車購入金額から差し引いてもらう方法です。
下取りは、査定金額の比較などがないので、面倒なことが苦手な方にはとてもオススメです。
買取との違いとして、下取り金額が手元に入るわけではなく、あくまでも新車購入金額から割引をしてもらうという点が大きく違います。現金が欲しい場合は、下取り以外の処分方法を選択しましょう。
廃車にする
車の登録を抹消し、公道を走行することが出来ない状態にする処分方法です。
買取や下取りの場合、中古車として再販売することを前提に取引されることが多く、故障や走行不能な車両は対応してもらえないことがあります。
使用しない車を保持していても、税金や駐車場代など維持費が発生してしまいます。
そんな時は、思い切って廃車にするという処分方法も検討すると良いでしょう。
廃車は自分で手続きを行うことも可能ですが、他の処分方法に比べ、やや手続きが複雑です。
書類不備などで時間がかかってしまうケースもあるため、専門業者に依頼することをオススメします。
ただし、中には無許可で営業する悪質な業者が実在します。
引き取った車両からお金になりそうなパーツだけを外し、不要な部分を違法投棄したり、多額の費用を請求するなど、手口は様々です。
依頼する場合は、信頼できる業者なのかしっかり見極める必要があります。
税金はどうなるの?
自動車税は4月1日時点で登録がある車が課税の対象になります。
ここでは、支払った税金は車を手放すことで、還付されるのか。
また、支払義務はどうなるのかを、それぞれのケースでご説明します。
納税している場合
すでに税金を納めてる状態で車を手放すことになったとします。
廃車の場合は、自動車税、自動車重量税の還付を受けることができますが、軽自動車税は還付の対象ではありません。
自動車税の還付金額は月割で決まるので、廃車することが決まっているにも関わらず、手続きがダラダラと遅れてしまうと、それだけ還付金額が減ってしまうので、注意しましょう。
買取、下取りの場合は登録が抹消されるわけではないため、還付を受けることが出来ません。ただし、ディーラーが古い車を引き取って廃車にする場合は、還付を受けることができるので、下取りなのか廃車なのか、しっかり確認するとよいでしょう。
滞納(未納)の場合
税金を支払っていない場合でも、売却、廃車にすることは可能です。
しかし、所有の有無と支払義務はイコールではありません。
一度課税されると、車を売却、廃車したとしても、支払義務は残ります。
また、納税証明書がないと名義変更手続きができないため、買取業者などは取引に応じてくれないケースがあります。
日頃からしっかり納税の義務は果たしておくことがベストだといえるでしょう。
事前に名義の確認をしよう
普段、車検証をじっくり見る機会がない人がほとんどだと思います。
実は、車を実際に使用している人と車の名義人が異なっているケースが意外に多いということをご存じでしょうか。
例えば、学生時代に親に車を買ってもらった場合は、支払いをしていた親の名義になっていることが多いです。
車をローンで購入した場合は、そのローン会社の名義になっていることが一般的です。
名義が本人じゃない場合でも、車検を通したりすることは可能です。
なので、購入時には名義人を覚えていても、数年経つと忘れてしまっている人が多く、いざ処分の手続きをしようとした時にアタフタしてしまうことがあるのです。
当然ながら、車の持ち主と名義人が異なっている場合は処分手続きをすることができません。
必ず名義を変更することが前提です。
ローンが残っている場合は、返済が完了するまで名義変更は出来ないことが、ほとんどです。
処分を検討している場合は、必ず名義人の確認を事前に行いましょう。
まとめ
いかがでしょうか。
それぞれの処分方法にメリットとデメリットはあるものです。
今所有している車の状態や、今後のライフスタイルによっても考え方はそれぞれです。
処分方法に正解があるわけではありませんが、多額の費用や時間を費やすより、最小限の費用でスムーズに手放すことができる方が嬉しいですよね。
そのためには、事前に確認することはとても大切だと言えるでしょう。
また、疑問に思うこと、自分自身で判断に迷うことは、専門知識のあるスタッフに相談することをオススメします。
皆さんと車との節目が素敵なものになりますように・・・・。
ポチバイについて
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車は、買いたい人は安く買いたいですよね。売りたい人は少しでも高く売りたいものだと思います。
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是非、沖縄でのカーライフを素敵に最高に楽しんでくださいね。
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