初心者必見!失敗しない中古車の選び方とチェックポイント4選
「中古車を買いたいけれど、何を基準に選べばいいのかわからない」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
新車に比べて価格が手頃な中古車ですが、年式や走行距離、修復歴などチェックすべきポイントが多く、初心者にとっては選び方が難しいものです。
間違った選択をすると、購入後に思わぬトラブルや高額な修理費が発生することもあります。
そこで本記事では、初心者でも安心して中古車を選べるように、チェックすべきポイントや購入の流れをわかりやすく解説します。
信頼できる中古車販売店の見極め方や試乗時の注意点、購入後の手続きについても詳しく紹介するので、ぜひ参考にしてください。
【沖縄で中古車を個人売買したい人はこちらから】
沖縄の中古車市場に精通したプロがサポートいたします。
中古車購入の基本の流れ
まずはどのような流れで中古車を購入していくのか、流れを確認しておきましょう。
目的を明確にする
中古車を購入する際は、まず「何のために車を使うのか」を明確にすることが重要です。
使用目的によって適した車種や機能が大きく異なるため、自分のライフスタイルに合った車を選びましょう。
・通勤通学:燃費が良くコンパクトな車が便利
・家族での使用:安全性が高く室内が広いミニバンやSUVが最適
・アウトドアやレジャー を楽しむ:4WDのSUVや荷物が多く積めるワゴンタイプが良い
また都市部と地方では道路環境も異なるため、駐車のしやすさや小回りの良さも考慮が必要です。
さらに、AT車とMT車、ガソリン車とハイブリッド車などの選択肢もあります。
目的を明確にすることで、膨大な中古車市場の中から自分に最適な1台をスムーズに見つけることができます。
予算を決める
中古車購入では、車両本体の価格だけでなく、諸費用や維持費も含めた総予算を考えることが大切です。
中古車の価格は年式や走行距離によって幅があり、同じ車種でも状態によって大きく異なります。
まずは車両本体の予算を決め、そのうえで登録費用や自動車税、重量税、保険料、車検費用などの諸費用を計算しましょう。
通常、諸費用は車両本体価格の10~20%程度かかると想定してください。
さらに、維持費も考慮が必要です。ガソリン代、オイル交換、タイヤ交換、バッテリー交換などのメンテナンス費用に加え、自動車税や駐車場代も発生します。
ローンを利用する場合は、月々の支払い額が無理のない範囲か確認しましょう。予算をしっかり決めることで、購入後の負担を減らし、安心して車を維持することができます。
購入方法を選ぶ
中古車の購入方法には、ディーラーの認定中古車、一般の中古車販売店、個人売買、ネット販売などがあります。
それぞれにメリット・デメリットがあるため、自分に合った方法を選びましょう。
ディーラーの認定中古車は、整備が行き届き保証も充実しているため、品質が高く初心者向けです。ただし、価格はやや高めになります。
一般の中古車販売店は、価格の幅が広く、さまざまな車種から選べるのが特徴ですが、販売店によって品質やサービスに差があるため信頼できる店舗を選ぶことが重要です。
個人売買は価格が安く抑えられる反面、車両の状態を見極める知識が求められます。
ネット販売は手軽で選択肢が多いですが、実車を確認できないことがデメリットです。それぞれの特徴を理解し、自分の知識や予算に合った購入方法を選びましょう。
初心者向け中古車のチェックポイント4選
初めて中古車を購入する際は、どのように車両を評価していくべきかを押さえておくことが大切です。ここでは具体的に4つのポイントを解説していきます。
車両の状態をチェックする
中古車を購入する際、基本として車両の状態をしっかり確認するようにしましょう。
特に、「走行距離・年式・修復歴」「外装・内装の傷や汚れ」「エンジン・足回りのコンディション」の3点は、初心者でも簡単にチェックできる重要なポイントです。
走行距離・年式・修復歴の確認
まず確認すべきは、走行距離・年式・修復歴です。
一般的に、年間1万km程度の走行距離が標準とされており、走行距離が多いほどエンジンや足回りの部品が消耗している可能性があります。
ただし、極端に少ない場合も、長期間放置されていたことでバッテリーやゴム部品が劣化している可能性があるため注意が必要です。
また、年式が新しいほど最新の安全装備が搭載されていることが多いですが、その分価格も高くなります。
さらに、修復歴(事故などでフレームを修理した履歴)のある車は、走行性能に影響が出る可能性があるため慎重に検討しましょう。
これらの情報は車の販売店や車検証で確認できるので、しっかりチェックすることが大切です。
外装・内装の傷や汚れ
次に、外装や内装の状態を確認しましょう。中古車は新車と異なり、多少の傷や汚れがあるのが普通ですが、ひどい損傷がないかをチェックすることが重要です。
外装では、ボディのキズやヘコミ、サビの有無を見て、特にドアやバンパー部分は注意深く確認しましょう。
また、塗装のムラや色の違いがある場合、過去に部分的な修理を受けている可能性があります。
内装では、シートの汚れや破れ、タバコやペットの臭いが気にならないかチェックしましょう。
カーナビやエアコン、パワーウィンドウなどの電子機器も問題なく動作するか確認すると安心です。
外観の傷は見た目の問題ですが、快適に使えるかどうかを判断する基準にもなります。
エンジン・足回りのコンディション
最後に、エンジンや足回りの状態を確認します。エンジンをかけたときに、異音(カタカタ・キュルキュルなど)や振動がないかをチェックしましょう。
アイドリングが安定しているか、排気ガスの色に異常(白煙や黒煙)がないかも確認ポイントです。また、アクセルを踏んだ際の反応が鈍くないかも重要です。
足回りではタイヤの溝の深さ、ブレーキの効き具合、サスペンションの状態を確認しましょう。
試乗が可能なら、ハンドルのブレや乗り心地の違和感がないかもチェックすると安心です。
エンジンや足回りのトラブルは修理費用が高額になりやすいため、購入前にしっかり確認することをおすすめします。
試乗時のポイントを押さえる
中古車を購入する際、試乗は車の状態を確認できる貴重な機会です。
カタログや見た目では分からない、走行中の違和感や不具合をチェックすることができます。
特に、「エンジン音・振動・ブレーキの効き具合」と「ハンドリング・乗り心地」の2つのポイントを押さえることで、より安心して購入できる車を見極めることが可能です。
エンジン音・振動・ブレーキの効き具合
試乗を開始する前に、まずはエンジンをかけた状態で異音や振動がないか確認しましょう。
正常なエンジンはスムーズに回転し、アイドリング時の振動も少ないのが特徴です。
「カタカタ」「キュルキュル」といった異音がする場合、エンジンやベルト部分に問題がある可能性があります。
また試乗中は、アクセルを踏んだときの加速のスムーズさも重要です。加速が鈍い、エンジンが唸るような音がする場合は、エンジンやミッションに不具合があるかもしれません。
加えて、ブレーキの効き具合もしっかりチェックしましょう。軽く踏んだときにしっかり減速するか、ブレーキを踏んだ際に「キーッ」という異音や振動がないか確認してください。
ブレーキの違和感は安全性に直結するため、慎重に見極めることが大切です。
ハンドリング・乗り心地のチェック
次に、ハンドリング(操作性)や乗り心地を確認します。まずは、ハンドルを回したときにスムーズに動くか、違和感や引っかかりがないかをチェックしましょう。
試乗中に直進状態で手を軽く添えたままにすると、車が左右に勝手に流れないか確認できます。
まっすぐ走らない場合、アライメントが狂っていたり、タイヤや足回りに問題がある可能性があります。
また、カーブを曲がる際に「ギシギシ」「ゴトゴト」と異音がする場合は、サスペンションやステアリング周りのトラブルの可能性が高いです。
乗り心地も重要なポイントで、段差を越えたときの衝撃の吸収具合や、長時間運転しても疲れにくいかを意識してみましょう。
違和感がある場合は、足回りの状態を再確認することをおすすめします。
車両履歴・保証を確認する
中古車を購入する際は、車の過去のメンテナンス状況や保証の有無をしっかり確認することが重要です。
購入時に問題がなかったとしても、過去の整備状況や保証内容によって、今後の維持費やトラブル発生率が大きく変わる可能性があります。
メンテナンス記録の有無
中古車を購入する際は、その車がこれまで適切なメンテナンスを受けていたかを確認することが大切です。
整備記録簿が残っている場合、過去のオイル交換やタイミングベルトの交換履歴、車検時の点検内容などを把握できます。
特にエンジンオイルやブレーキパッドなどの消耗品が定期的に交換されているかは、車の寿命に大きく影響します。
整備記録がない場合、メンテナンスの履歴が不明で、購入後に想定外の修理費が発生する可能性があるため注意が必要です。
販売店で詳細を確認し、できるだけ記録が残っている車を選ぶと安心です。
保証やアフターサービスの内容
中古車の購入後に安心して乗り続けるためには、保証やアフターサービスの内容をしっかり確認しましょう。
ディーラーの認定中古車などでは、1~3年の保証がついていることが多く、購入後のトラブル時にも対応してもらえます。
一方、一般的な中古車販売店では、保証期間が短い、もしくは保証がない場合もあるため、購入前に詳細を確認することが重要です。
また、故障時の修理対応やロードサービスの有無もチェックしておくと良いでしょう。
特にエンジンやトランスミッションなどの高額修理が必要な部品が保証の対象に含まれているかを確認することが大切です。
購入後の予期せぬ出費を防ぐためにも、保証やアフターサービスの内容を比較しながら、信頼できる販売店で購入することをおすすめします。
認定中古車と一般中古車の違いを知る
中古車を購入する際、「認定中古車」と「一般中古車」の違いを知ることが重要です。
認定中古車とは、メーカーや正規ディーラーが販売する品質保証付きの中古車のことです。
一定の基準に基づいた点検・整備が施され、消耗品の交換や修理が済んでいるため、状態が良く安心して乗ることができます。
さらに、メーカー保証やアフターサービスが充実しているため、万が一の故障時も安心です。ただし、価格は一般中古車よりも高めになります。
一方、一般中古車は、中古車販売店や個人売買などで購入できる車を指します。
認定中古車に比べて価格が安いのが魅力ですが、整備や保証内容は店舗ごとに異なり、品質にバラつきがあります。
購入の際は、整備状況や保証の有無をしっかり確認し、信頼できる販売店を選ぶことが大切です。
信頼できる販売店の選び方
中古車を購入する際は、信頼できる販売店を選ぶことがとても重要です。ここでは、良心的な販売店の見分け方を解説します。
良心的な中古車販売店の見分け方
信頼できる販売店の特徴として、車両の状態や価格を正直に説明し、丁寧な対応をすることが挙げられます。
例えば、走行距離や修復歴、メンテナンス記録などを詳細に開示し、不明点にも誠実に答えてくれる店舗は安心できます。
また、試乗をさせてくれるかどうかも重要なポイントです。試乗を拒否する場合、車両に問題がある可能性があるため注意しましょう。
さらに、保証内容やアフターサービスがしっかりしているかも確認するべきです。口コミや評判をチェックし、販売店のホームページが整備されているかどうかを確認するのも良い方法です。
実際に店舗を訪れ、スタッフの対応や雰囲気を確かめることで、より安心できる取引ができるでしょう。
悪徳業者に引っかからないための注意点
悪徳業者の特徴として、極端に安い価格を提示する、修復歴を隠す、契約を急がせるといった点が挙げられます。
特に、市場価格よりも大幅に安い車両は、事故歴や重大な欠陥が隠されている可能性があるため注意が必要です。
また、販売時に「すぐに契約しないと他の人に売れてしまう」と急かす業者も要注意です。
信頼できる販売店は、顧客にじっくり考える時間を与え、必要な情報をきちんと提供します。
さらに、保証内容が不明確な業者も避けるべきです。「保証あり」と書かれていても、実際にはほとんどの故障が保証対象外である場合もあります。
契約前には書類や保証内容をしっかり確認し、不明点は必ず質問するようにしましょう。
もし少しでも不安を感じたら、その場で契約せず、別の店舗も検討することが大切です。
中古車の購入後に気をつけること
中古車を購入したら、すぐに乗れるわけではなく、いくつかの重要な手続きを行う必要があります。
ここでは、「名義変更や車庫証明の手続き」「自賠責・任意保険の選び方」「定期的なメンテナンスの重要性」について解説します。
名義変更や車庫証明の手続きを行う
中古車を購入したら、まず名義変更と車庫証明の取得を行う必要があります。
名義変更とは、車の所有者を購入者へ正式に変更する手続きで、普通車の場合は運輸支局、軽自動車は軽自動車検査協会で手続きします。
また、車を所有するには車庫証明(自動車保管場所証明書)が必要です。車庫証明は警察署で申請し、駐車場の契約書や保管場所の地図などを提出します。
名義変更や車庫証明の手続きを怠ると、法的なトラブルや罰則を受ける可能性があるため、購入後すぐに済ませるようにしましょう。
販売店が代行してくれる場合もあるため、事前に確認するとスムーズです。
自賠責・任意保険を選ぶ
車に乗るためには、自賠責保険と任意保険の両方を適切に選ぶことが大切です。
自賠責保険はすべての車に加入が義務付けられており、主に事故の相手方の人身被害を補償します。
ただし、補償範囲が限られているため、万が一の事故に備えて任意保険にも加入するのが一般的です。
任意保険では、対人・対物賠償のほか、車両保険や搭乗者保険など、幅広い補償が用意されています。
保険料は運転者の年齢や等級、補償内容によって変わるため、自分のライフスタイルや予算に合ったプランを選びましょう。
ネット型保険や代理店型保険があるため、複数の保険を比較しながら検討するのがおすすめです。
定期的なメンテナンスを行う
中古車は新車に比べて部品の劣化が進んでいることが多いため、定期的なメンテナンスが欠かせません。
特に、エンジンオイルの交換、タイヤの空気圧・摩耗チェック、ブレーキパッドの確認、バッテリーの点検は重要です。
オイル交換は5,000kmごと、タイヤの点検は月に1回、バッテリーは2〜3年ごとに交換するのが目安です。
また、車検の時だけでなく、定期的に整備工場で点検を受けると、思わぬ故障を未然に防ぐことができます。
車を長く快適に乗り続けるためにも、日頃からメンテナンスを心がけましょう。
初心者の中古車の選び方についてよくある質問
Q.中古車を選ぶ際に、最初に決めるべきことは何ですか?
中古車を選ぶ際は、まず 使用目的・予算・購入方法 の3つを決めることが重要です。
用途によって、燃費の良い軽自動車、荷物が積めるSUV、家族向けのミニバンなど適した車種が異なります。
次に、車両価格だけでなく税金・保険・メンテナンス費を含めた総予算を設定しましょう。
その際にディーラーの認定中古車、一般の中古車販売店、個人売買など購入方法によっても価格は変わってきます。
Q.初心者でも簡単にできる車のチェックポイントは?
初心者でも簡単に確認できるポイントは 外装・内装・エンジン音・試乗です。
外装はキズやヘコミ、サビの有無をチェックし、タイヤの摩耗も確認します。内装ではシートの汚れやスイッチ類が正常に動くかを見ましょう。
また、エンジンをかけた際に異音や振動がないかも重要です。試乗できる場合は、加速・ブレーキ・ハンドリングに違和感がないか確かめてください。
沖縄での中古車売買ならポチバイへ
中古車を購入する方法はいくつかありますが、できるだけ良い車を費用を抑えて購入したいものです。
しかし車の状態や販売人などの情報がわからなくては、安心して契約することはできません。
そこでもし沖縄での中古車売買を検討している方は、相談・見積もり無料の「ポチバイ」へご相談ください。
専門担当者による整備はもちろん、個人間売買による高価買取を実現します。