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2025/06/30 NEW
過走行車 ポチバイ 中古車

過走行車とは?定義や購入のリスク・高く売る4つのポイントを解説

「走行距離が10万kmを超えた車はもう価値がない」と思われがちですが、実際には過走行車でも状態次第で十分に売却でき、適切な工夫をすることで査定額を引き上げることも可能です。

近年の車は耐久性も高まり、走行距離だけでは判断できない魅力を持つ車両も増えています。

そこで本記事では、過走行車の定義やリスク、購入・売却時の注意点に加え、高く売るための具体的なポイントを詳しく解説します。

「過走行=価値なし」と決めつける前に、知っておきたい情報をまとめましたので、ぜひ参考にしてください。

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過走行車とは

まずは過走行車がどのような車を指すのか、基本事項をまとめていきます。

過走行車の定義

過走行車とは、一般的に走行距離が10万kmを超えた中古車のことを指します。

車の寿命が10万km程度とされていた時代の名残で、現在でもひとつの目安とされていますが、近年の車両は性能や耐久性が向上しており、20万km以上走行できる車も増えています。

ただし、整備履歴や消耗部品の状態などによって実際のコンディションは異なるため、「走行距離が長い=故障しやすい」とは一概に言えません。

走行距離だけでなく、保管環境やメンテナンス状況も重要な判断材料になります。

過走行車の注目ポイント

過走行車は走行距離の多さから敬遠されがちですが、コストパフォーマンスに優れる点で注目されています。

新車や低走行車に比べて価格が安く、初期費用を抑えて購入できるため、予算に限りのあるユーザーやセカンドカーを探している人に人気があります。

また、整備記録がしっかり残っている個体や、ワンオーナーで丁寧に乗られてきた車は、走行距離以上に状態が良好なケースも多いです。

信頼できる販売店で保証付きの車を選ぶことで、安心して乗れる可能性も高まります。

過走行車のメリット・デメリット

中古車市場のなかで過走行車に注目している方は、購入するメリット・デメリットを押さえておきましょう。

メリット①:低価格で手に入る

走行距離が多いぶん中古車市場での評価が大きく下落し、同年式・同グレード車に比べて30~50%安で購入できる点が魅力です。

人気車種や限定グレードでも、過走行であれば手が届きやすくなるため、憧れのモデルを予算内で手に入れるチャンスも広げられます。

また、価格が抑えられることで維持費や追加費用に資金を振り分けられることから、快適な車環境を整えやすい点がメリットです。

メリット②:購入時の初期投資を抑えられる

車両本体価格の低さにくわえ、自動車取得税や登録手数料、重量税などの諸経費も相対的に少額に抑制できます。

結果として、新車購入時と比べて総支払額が半額以下となるケースもあり、家計や事業予算に大きな余裕が生じるでしょう。

余った資金をナビやタイヤ交換、カスタムパーツなどに充てることで、自分好みの一台に仕立てるための初期投資効果を高めやすくなります。

デメリット①:故障リスクが大きい

走行20万km超の車両では、エンジン内部の摩耗やトランスミッションの劣化、足回り部品の摩耗が進行している可能性が高まります。

不意のトラブル発生確率が上昇し、とくに長距離ドライブや高速道路走行時には念入りな点検と予備費の確保が欠かせません。

定期整備を怠ると小さな不具合が蓄積し、修理費用が膨らむリスクが常につきまとう点を理解しておく必要があります。

デメリット②:維持費がかさみやすい

エンジンオイルや冷却水、ブレーキパッド、タイヤなどの消耗品交換サイクルが一般的な中古車よりも短縮され、年間数万円以上の追加コストが見込まれる点がネックです。

燃費悪化や排ガス基準適合のために予防整備が必要となり、整備工場での定期点検費用も膨らみやすい傾向があります。

こうしたランニングコストを見越した上で、総合的な出費計画を立てることが求められます。

過走行車のリスクと注意点

過走行車の購入を検討している方は、ここで紹介するリスクや注意点を必ず押さえておきましょう。

故障のリスクやメンテナンス履歴を確認する

過走行車で最も懸念されるのは、経年劣化による部品の摩耗や故障リスクです。
エンジンやトランスミッション、サスペンションなどの主要機構だけでなく、バッテリー、ベルト、ブレーキパッド、エアコンなどの補機類も交換時期を迎えている可能性があります。
そこで重要なのが、これまでのメンテナンス履歴の確認です。定期点検を受けているか、オイル交換などの基本整備が適切に行われていたかが車の健康状態を左右します。
整備記録簿が残っていれば、交換済み部品や修理履歴が確認でき、故障リスクの把握にもつながります。
履歴が不明な場合は、購入後に予期せぬ修理費が発生するリスクもあるため、慎重な判断が必要です。

リコールや法規制情報を確認する

過走行車は年式が古いものが多く、過去にリコール対象となった可能性も高いため、購入前にその車種のリコール履歴を確認することが重要です。
リコール対応が完了していない車を購入すると、安全性に問題があるだけでなく、後に修理を強いられるケースもあります。

国土交通省の「リコール情報検索サイト」やメーカー公式サイトで確認可能です。

また、排ガス規制や安全基準の変更によって、現在の法規制に適合していない車種もあるため注意しましょう

特に都市部では、排出ガス規制により古いディーゼル車の乗り入れが制限されている地域もあります。

将来的な法改正や環境規制の動向も踏まえ、長く使える車かどうかを見極めることが大切です。

保証・アフターサービスの可否を確認する

過走行車は価格が安い反面、購入後に発生するトラブルへの備えが重要です。

中古車販売店によっては、保証の対象外となる場合もあり、万が一の故障時には全額自己負担となることもあります。

そのため、保証の有無や内容を事前に確認することが不可欠です。

エンジンやミッションなど主要部品が保証される「長期保証付き中古車」を選べば、一定期間の安心感が得られます。

また、アフターサービス体制も確認すべきポイントです。点検や修理に対応してくれる店舗が近くにあるか、自社工場を持っているかどうかは、購入後の利便性に直結します。

さらに、消耗品の交換や無料点検など、付帯サービスの有無も比較することで、トータルの満足度を高められるでしょう。

過走行車を高く売るための4つのポイント

過走行車を売却する際は、以下で紹介する4つのポイントを反映させると高値が付く可能性があります。

メンテナンス記録の整理・提示をする

過走行車であっても、しっかりとした整備履歴が残っていれば査定額は安定しやすくなります。

この理由は、走行距離が多い車でも、丁寧にメンテナンスされてきたことがわかれば、今後も長く乗れる可能性があると評価されるためです。

オイル交換や車検、タイミングベルト交換など、定期整備や修理の記録が記載された整備手帳や領収書を揃えておきましょう。

書類が揃っていることで、査定士の信頼も得やすく、価格交渉の際にも有利に働きます。記録がデジタル化されている場合でも、紙ベースで一覧化して提示できるように準備しておくと、評価アップの材料になります。

過走行車にとって「状態の良さを証明する根拠」が価格を左右するカギになるのです。

外装・内装のクリーニングをする

車の第一印象は、査定額を左右する大きな要素です。とくに過走行車は年式も古くなりがちなため、「見た目の清潔感」が大きく影響します。

外装は洗車だけでなく、可能であれば傷やへこみが目立たないように簡易的な補修やワックスがけを行いましょう。

内装も同様に、シートの汚れや匂いを落とすことが重要です。車内清掃を業者に依頼するのも選択肢ですが、自分で掃除機をかけ、除菌スプレーや内装クリーナーを使うだけでも印象が大きく変わります。

また、不要な荷物を整理し、清潔な状態で査定に出すことで「大切に乗られていた車」という印象を与えやすくなるでしょう。

使用感があっても手入れされていれば好印象を与え、査定額アップにつながります。

売却のタイミングを最適化する

過走行車であっても、売却のタイミング次第で価格が変動することがあります。

たとえば車検が残っている時期に売却すると、購入者がすぐに乗れる安心感があるため、プラス査定されやすい傾向にあります。

また、車種によっては新型モデルの登場前後で中古市場の需要が上下することもあり、人気モデルであれば、相場が高いタイミングを見極めて売却することで高値が狙えるでしょう。

一方、季節要因も影響します。スタッドレスタイヤ付きの四駆車は冬前に、燃費の良いコンパクトカーは春の新生活シーズンに需要が高まります。

市場の動きをチェックし、需要のピークとマッチする時期を選ぶことが、過走行車でも納得できる価格で売却するポイントです。

個人間売買を活用する

買取業者を通じた売却は手軽でスピーディですが、過走行車の場合は査定額が低くなりがちです。

一方、個人間売買を利用すると、中間マージンがないぶん高値で売却できる可能性があります。

とくにメンテナンス履歴がしっかりあり、見た目も良好な車両であれば、「安くても状態の良い車を探している個人」からの需要があります。

ただし、名義変更やトラブル防止のための契約書作成、整備状態の正確な説明など、手続きやリスク管理が必要です。

最近では、個人売買をサポートする専用のプラットフォームや代行サービスも登場しており、それらを活用することで安全性を高めつつ、希望価格に近い売却が目指せます。

信頼性と透明性を意識することで、スムーズな個人取引が可能になります。

過走行車についてよくある質問

Q.過走行車とは何を指しますか?

一般的に走行距離が10万km以上、あるいは年式に対して著しく距離が多い中古車を「過走行車」と呼びます。

車両の耐用年数や使われ方によって基準は多少異なりますが、目安として「10万km超え」が多く用いられます。

Q.過走行車の売却相場はどのくらいですか?

車種の需要や状態によりますが、走行距離が20万~30万kmの軽自動車なら5~20万円、普通車なら10~50万円程度が目安です。

Q.過走行車を選ぶ際の主なリスクは?

エンジンや足回り、電装系の消耗が進んでいる可能性が高いため、故障のリスクが大きくなると考えましょう。

また、部品交換や修理の頻度が上がり、結果としてトータルコストが跳ね上がる場合もあります。

沖縄での中古車売買ならポチバイへ

過走行車はリスクもありますが、メンテナンス状況や売却方法によっては十分に価値を発揮します。

整備記録の提示や内外装の清掃など、適切な準備を行えば査定額アップも可能です。

また売却のタイミングや個人間取引の活用も視野に入れ、賢く対応することで満足度の高い取引が期待できるでしょう。

そこでもし沖縄での中古車売買を検討している方は、相談・見積もり無料の「ポチバイ」へご相談ください。

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