COLUMN

2024/02/01

警告灯が教えてくれること!マークの意味や対処法を理解しよう!

 

車のメーターパネルには、車に異常が発生した時に点灯する「警告灯」が備わっています。

エンジンをかけたときに、一時的に点灯することがあるので、見たことがある方も多いかと思います。

しかし、どのマークがどんな意味を示しているのか、またマークが出たときはどんな対応が必要なのか分からない人も多いはずです。
そこで今回は、警告灯の役割や、マークが持つ意味、点灯した時の対処法についてご紹介します。

 

車の警告灯の役割とは?

 

「警告灯」はメーターパネルに備わっており、通常は点灯していません。

車を走行させるうえで、車の異常が発生した場合に、マークを点灯させ、私たちに異常を知らせてくれる役割を担っています。

目視ではなかなか気づきにくい部分も、この警告灯で知らせてくれるので、ドライバーにとって、心強い機能です。

警告灯のマークは、様々なデザインがあるように思われがちですが、実は、国際規格(ISO)で色やマークの形が定められており、国産の車も輸入車も同じ規格で運用されているのです。赤色が緊急性が高く、黄色が注意、緑が安全を意味しています。

同じマークでも、色で伝える内容が異なっているので、注意しましょう。

一部、エコモードやハイブリットバッテリーに関するマークなど、車種やグレードによって異なるマークも存在しますが、基本となるマークさえしっかり把握しておけば、仮に自分の保有している車以外を運転している時に警告灯が点灯したとしても、落ち着いて対処できるでしょう。

 

 

【日常で点灯の可能性がある警告灯】

 

シートベルト非着用警告灯

シートベルト未着用時に点灯します。
”後部座席でのシートベルト着用は任意”という間違った知識をお持ちの方がいるようですが、2008年よりシートベルトの着用は全座席義務化となっています。
それに伴い、国土交通省は2020年9月以降の新型車両には、このシートベルト非着用警告灯の対象座席を「後部座席を含めた全座席対象」と定めています。

燃料残量警告灯

ガソリンの残量が少ないと点灯します。
残量がどれだけなのか、車種によってことなるため一概に何Kmは走れます!とは断言できません。
ただし、点灯した直後に停止することはないので、焦らず最寄りの給油所を探し、速やかに給油を行いましょう。

半ドア警告灯

車のドアが完全に閉まっていない時に点灯します。
運転席だけではなく、助手席、後部座席、リアハッチも対象。
原因の多くが子どもの力が弱く、完全に閉まりきっていなかったり、衣類が挟まっていたりすることが多いようです。

ウォッシャー液警告灯

ウォッシャー液が少ないと点灯します。
汚れがついたままだと、視界が悪くなり運転の妨げになってしまいます。水道水で代用する方もいるようですが、水が腐敗しカビなどが繁殖すると、ノズルを詰まらせてしまう原因にもなります。
また、ウォッシャー液は凍結しない成分になっていて、氷点下の地域でも凍結する心配がありません。
しかし、水道水で代用してしまうと、タンクで水が凍結したり、フロントガラスに噴射したことで、ガラスが凍結し前が真っ白になってしまったりと、大変危険です。専用の液を使うようにしましょう。

 

【速やかに点検を受けた方がよい警告灯】

 

水温警告灯(青色)

エンジンの冷却水(エンジン内部を冷やす水)の温度が低いときに点灯します。
青色・緑色であれば走行は可能ですが、エンジンを温めてから走行する方が、好ましいといえるでしょう。
同じ水温警告灯のマークでも赤色だと意味が異なるので注意しましょう。

ブレーキ警告灯(黄色)

電子制御ブレーキシステムまたは、電動パーキングブレーキシステムに異常があるときに点灯します。
黄色の場合は、緊急性は高くありませんが、放置しておくと重大事故につながる可能性があるため、速やかに点検を受けましょう。

ABS&ブレーキアシスト警告灯

ABSやブレーキアシストシステムに異常があるときに点灯します。
点灯していても、通常のブレーキ機能には影響がないため、走行は可能です。

SRSエアバッグ/プリテンショナー警告灯

エアバッグやプリテンショナーに異常が発生したときに点灯します。プリテンショナーとは、衝突などの強い衝撃を受けた際にシートベルトのたるみを取り除き、乗員を固定する機能です。
警告灯が点灯していても走行に支障はありませんが、エアバッグもプリテンショナーも命に関わる大切な機能です。

 

【緊急性が高く、走行を中止し、点検を受けた方がよい警告灯】

 

エンジン警告灯

エンジンやトランスミッションシステムに異常があるときに点灯します。
原因として、様々な要因が考えられるため、専門の知識がない場合、走行の可否を安易に判断するのはとても危険です。点灯した際には走行を中止し、点検を受けることをオススメします。

ブレーキ警告灯(赤色)

ブレーキが故障したときに点灯します。
サイドブレーキ(パーキングブレーキ)が入ったまま走行した場合も点灯します。その場合は解除をすることで警告灯も消えると思いますが、そのまま点灯した状態が続くようであれば、必ず点検を受けましょう。
ブレーキの故障は重大な事故につながることがありとても危険です。

充電警告灯

バッテリー本体や電気系統に異常があるとき点灯します。
バッテリーの電圧が低下すると、エンジンへの電力供給が不安定になり、結果としてエンジンが突然停止してしまうことがあります。
走行中に警告灯が点灯した場合は、カーナビやエアコンなど電力を消費しそうな機能を停止し、速やかに安全なところに移動し、車を停止させましょう。

油圧警告灯

エンジンオイルの油圧が下がったときに点灯します。
点灯した状態を放置すると、オイルが正常に循環しない状態が続き、エンジンの焼き付きなどのトラブルの原因になります。
主な原因としてエンジン内部の劣化やオイル漏れがあげられます。

水温警告灯(赤色)

冷却水の温度が上がりすぎているときに点灯します。
オーバーヒートの恐れがあるので、点灯した際には速やかに安全なところに移動し、エンジンを停止させ、自然冷却を行ってください。
原因が特定されるまで、エンジンの再始動は大変危険です。

電動パワーステアリング警告灯

パワーステアリング機能に異常があるときに点灯します。
パワーステアリングとは、運転者がハンドル操作するさいにアシストする機能です。
パワーステアリング機能のシステムそのものに異常がある場合と、バッテリーの容量不足が原因の場合があります。

マスターウォーニング

車の各システムに異常があるときに点灯します。
各警告灯と同時に点灯したり、ブザーを鳴らして警告を知らせてくれます。
マスターウォーニングは緊急性の高いトラブルが発生したときに点灯することが多いです。

まとめ

 

警告灯が点灯する理由には、シートベルトの着用や半ドアなど、自分で対処できるものもあれば、専門の知識がないと対処が難しい場合があります。

見慣れない警告灯が点灯すると、つい焦ってしまいがちですが、まずは安全な場所に停止し、落ち着いて状況を確認することを普段から意識しておくとよいでしょう。

 

対処法の判断に迷う場合など、普段から頼れる相談先を決めておくと、有事の際には大変心強いものです。

状況を伝えるときには、「いつから警告灯が表示されたのか」・「普段と違う症状があるか」など車の状況を細かく伝える工夫を心がけると迅速な対応につながります。

 

警告灯の点灯を恐れたり不安に思うのではなく、重大事故を未然に防ぐためのサポート機能だととらえ、上手につきあっていきましょう。

 

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